今年度が終わった
7時起床
窓の外はどんよりとした様子
小説なら
このあと良くない事が起きそうな情景描写や
と独白
気を取り直して顔を洗い
9時
十文字教室長と待ち合わせをして
松阪高校に向かう
高校到着後、松阪高校教員の保護者の方の誘導で車をとめて
合格発表
「あの子の受験番号なんやったっけ」
「‥」
「なるほど!」
「ごめん、あの子の受験番号何番かもう一回教えて」
かなりギリギリの戦いが予想された松阪高校の発表という事もあって
何度も十文字先生に番号を確認する
「初項4で公差2の等差数列やな」
と数学を使って、ようやく受験番号を覚える
さあ、みんな合格できただろうか‥
いよいよ発表の時
塾生の番号が全て書いてあった
思わずまわりの受験生がひいてしまうような
声で
「やったーーーー!!!」
と叫ぶ
一番心配な松阪高校で
全員が合格した嬉しさに
「握手しようぜ!」
と十文字先生とガッチリ握手
あの瞬間は一生のうちで忘れられない瞬間になるだろう
その後津西、津東と
津方面の高校まわり
どの高校でもうちの受験生の番号が輝いていた
思えば、苦手な生徒を信じて
成績を伸ばすという目標を持ち立ち上げたこの塾
過去には自分が立てた理念に疑い悩んだ事もあった
今年の中3も皆が元々勉強が得意なわけではなく
中1のときには平均点をまず取ることを目標に勉強を始めた生徒も多かった
そして
今年、約30人いる中3達の内
半数が津西、松阪等の進学校に合格した
努力してくれた受験生
塾方針を理解してご協力頂いた保護者
みんなに感謝
明日から始まる新しい年度
今日感じた思いを噛み締めて
一日一日を大切にしていこう