拍手
昨日が高校入試の合格発表ということもあり
授業前のタイミングで
塾生が全員第一志望校に合格したこと
1年後、2年後に受験というものがやってくることを伝える
意図したものではなかったが
先輩たちの活躍に心を動かされたのか
祝福と労いの拍手が教室に響きわたる
‥‥
今日も卒塾生が来てくれた

彼との出会いは今から11年前
まだ僕が大学4年生だった頃
自宅の自分の部屋で毎週一緒に勉強した
正直彼との時間は楽しい思い出と同じくらい大変な思い出が多く
授業に集中できず、振子のように揺れる肩を抑えたり
トイレから戻ってこない彼を呼びに行ったり
成績を上げるために深夜まで授業準備したり
日付を超える時間まで塾に残して一緒に勉強したり
書き尽くすことができない出来事で溢れていた
そんな彼は6年も塾を続けてくれて
卒塾後も毎年の節目に必ず塾に顔を出してくれている
今ではTOEICで
英会話教室を運営し毎週英語を話している自分より遥かに高いスコアをとり
沢山の会社から内定をいただく人になった
現塾生に対して
「この塾はさ、覚えたり、ただ話をきくところじゃないよな。塾長も含めてみんなの塾の先生は勉強のやり方を教えてくれるやろ。それは塾をやめてもずっと役立つことやよな。俺は6年間でそのやり方を教えてもらったんさ」と話してくれた
教室の去り際
「塾長!お体大事にしてください。それと何か困った事があったらすぐに駆けつけるから連絡ください」
「こんな少子化の中、塾は大変でしょ。塾長は塾以外の仕事でもうまくやると思います。それ以外の選択肢もある事忘れやんといてください」
と話す彼
「いやー、俺は時代に逆行するわ。今日みたいな日がある事がこの仕事の醍醐味やな」
と伝える
‥‥
今日の彼との会話の中
「後世に良い意味で名を残す」という彼の言葉が
10年前の北上(三重大助教・現フロリダ大研究員)の言葉と被る
10年前のある日、北上も同じセリフを僕に投げた
保育園から津高まで同級生だった北上は
10年前、塾を立ち上げて燃え盛っていた僕に
「僕も世に一石を投じたい。名を残したい。」と告げてくれた
あの言葉で胸が熱くなった10年前
今日も胸が熱くなった
明日も授業
