8年ぶりのドライブ

17時から22時で通常授業

 

一志中三年生は理科の学習を進める

 

天体の学習を終えた生徒たちは力学の学習

 

力の合成や分解は難なく進められたが

 

等速直線運動や台車の速さを求める計算問題には苦戦していた様子

 

みんな真剣に学習を進める

 

中2は証明の内容が終わり1次関数の利用の入試問題演習

 

文字に入る値に関わらず、直線の通過する定点を求めるという大学入試レベルの問題も

スルスルと解いてくる生徒

 

すごすぎる

 

 

ここ最近は小テストも全員が合格し

自習室にも活気が出てきた

 

 

入試の足音が聞こえてきた

 

 

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今日の授業終了後は

8年ぶりに会う卒塾生とドライブをした

 

 

 

彼が塾生のとき、自分は大学生で

怖いもの知らずな塾運営をしていた頃だ

 

 

当時彼は6年制の私立中学に通う中3生だった

 

 

一緒に勉強をしていくうちに

彼が通う学校と

地頭がよく、根性がある彼の性格が合わないと感じた僕は

 

私立中を止めて津高校の受験を提案した

 

公立高校入試まで残り半年を切った状況から

まさに僕と彼と保護者の方の二人三脚の挑戦が始まった

 

 

塾の教室から抜け出して、家庭教師として彼の家にほぼ毎日通い

 

休憩の時間は一緒にサッカーしたり

いろいろな話をしたり

 

多くの時間を過ごした

 

 

 

 

そんな彼は現在理系国立大学の4年生で

来年には大学院に進学する

 

 

中学生の時と変らない人懐こい性格はそのまま

礼儀正しさや配慮のある様子から

 

彼の成長と時の流れを感じた

 

 

「先生にあの時提案してもらった事、一緒に過ごした時間のおかげで今があります」

 

という言葉が

 

この仕事のやりがいと責任の重大さを感じさせてくれた

 

 

どれだけ年をとっても

生徒に寄り添った人間でありたい